よい人間関係をつくるには

 

 

人が自分と同じルールで生きていると思わない

 

子どものころに学ぶ大切なことの一つは、

他の人たちとうまくやっていく方法です。

 

 

具体的に言うと、正直、公平、思いやり、礼儀、協力、調和、マナー、

親切といった数々の素晴らしい資源を身につけることである。

 

 

 

しかし、他の人たちが私たちと同じルールを学んだとは限らない。

私たちとって正しいと思えることでも、彼らにとっては間違っていると思えるかもしれなし、その逆もありうる。

 

 

 

「誰もが同じルールに従って生きている」と想定すると、

重大な問題に直面する恐れがある。

 

 

 

相手にとって普通のことかもしれない。

自分なら絶対にしないからといって、

「他の人たちも同じように感じるはずだ」と

思ってはいけない

 

 

 

人間の多様性を考えると、

他の人たちの行動に対してとるべき最も賢明な態度は、

心を開いて予想外のことに備えることです。

 

 

 

あなたの行動規範は他の人たちには何の意味もない。

彼らは自分なりの行動規範に従って行動するだけである。

 

 

 

自分の期待どおりに他の人たちが行動するとは限らないことを理解する。

 

 

 

◇人それぞれ違う考え方があることを理解する

 

 

 

私たちは苦しければ苦しいほど、

「ほとんどの人たちは多くの点で自分と似ている」と考えがちである。

 

 

 

しかし、それは全く根拠のない考え方になります。

 

 

 

私たちは、「どの人たちも家庭環境や経歴、教育、収入、価値観など多くの点で

自分と似通っている」と知らず知らずのうちに思い込んでいる。

 

 

 

 

人はみな、自分の世界観を子供の頃に構築する。

この世界観の中で周囲の人々は重要な役割を演じ、

私たちはその人々から

行動様式や対人関係を学びます。

 

 

 

この世界観は影に似ている。

どこに行っても、ついてくるからだ。

 

 

 

しかし、異なる環境で育った人たちと交わるにつれて、

私たちは様々な経験をし、

自分との世界観を広げていく。

 

 

 

人間の行動は多種多様だから、

「他の人たちはみな自分とは違うのだ」と考えておいたほうがいい。

 

 

 

異なる環境で育ち、異なる教育を受け、まったく異なる価値観を持っている

かもしれないことを認識しておくべきです。

 

 

 

人はみな、異なっている。

そのことを理解したうえで、心を開いて寛容になることを意識します。

 

 

◇害がないかぎり、人の行動を人の行動を変えようとしない

 

 

 

ほとんどの人が、相手に行動を改めるよう要求する

「病気」にむしばまれている。

 

 

この病気の症状は、「相手の行動で気に入らないところがあれば、

それを改めるのは相手の義務である」と思い込むことです。

 

 

相手が自分の行動を変えるのがむずかしいのと同様、

あなたも自分の行動を変えるのが難しいということです。

 

 

3つのことを心に銘記しましょう。

 

 

相手の行動が自分に害を及ぼさない限り、

相手にその行動を改めるよう要求する権利はない

 

 

 

あなたが相手の行動をいやがっている以上に、

相手はあなたの行動をいやがっているかもしれない。

 

 

 

おたがいに相手の特定の行動が気に入らなくても、

いつでも妥協することができる

 

 

 

相手の行動が気に入らなくても、

改めさせるのは難しい。

 

害がないかぎり変えようとするべきではない。

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