まず自己肯定感とは、
「自分であることに満足でき、自分を価値ある存在だと受けいれること」です。
言い換えるなら、自己肯定感は「生きるエネルギー」そのものです。
これが高い状態にあればあるほど毎日は楽しくなり、気持ちが安定し、
前向きな行動力が湧いてきます。
私たちが、自分や他人や未来を信じることができるのは、自己肯定感がその思いを根底で支えているからです。
心理学の世界では、そんなふうに、自己肯定感の高まっている状態を
「自分にYEといえる状態」と定義する研究者もいます。
常に「自分にYEといえる状態」」であれば、
私たちはどんな困難に直面しても、
人生には必ずいいことがあると肯定し、乗り越えていくことができます。
◇自己肯定感の知っておきたい2つのこと
2つの法則を知る事がとても重要になってきます。
・自己肯定感は、時と場合によって高くもなり、低くもなる
・自己肯定感の強い人、弱い人がいる
強くたくましく育まれている自己肯定感は、地面に深く根を張り、幹の太い木のようなものです。
失敗しても、周囲の批判を受けても、強い自己肯定感を育むことができている人は、軸がブレません。
そうして、「自分にYESと言える状態」=「自己肯定感が高まった状態」
をキープできるのです。
「何があっても大丈夫」と、そんなふうに自己肯定感が高まった状態にある人は、幸福な最高の人生を歩むことができます。
仕事でも恋愛・結婚でも子育てでも、前向きにチャレンジすることができ、
いい人間関係を築くことができるからです。
しかし、過去に「自己肯定感を高めよう!」と頑張った経験のある方は、
注意が必要です。
なぜなら、無理に高めようとすればするほど、潜在意識が反発して、
「自己肯定感なんて高まらない!」と壁にぶつかってしまうからです。
では
どうしたらしっかりと根を張ったみずみずしい自己肯定感の木を育む事ができるのでしょうか?
そのヒントは「高める」ではなく「高まる」という感覚にあります。
自己肯定感は自分で高めようとしなくていいのです。
勝手に高まるからです。
その一番いちばん効果的かつ簡単な方法が、「書く」という方法です。
自分と向き合い、自分自身と対話する際はしっかりノートに書くということを意識していきましょう。